今回は、何もしていないし、原因が分からない痛みの正体とは・・・についてお伝えしていきます。
これを知る事によって、自分の私生活を見直すことによって、痛みの原因が分かる可能性が出てきます。
色々理由があって痛みと言うのが出てきます。
例えば、
☑転んで足を地面にぶつけて擦りむいて痛みが出た
☑内臓疾患からくる痛み
☑上記の2つに当てはまらないけど何もしていないし、原因が分からない痛み
何もしていないし、原因が分からない痛み
原因が分からない痛みでレントゲンやMRIで骨、内臓を調べても異常なし、転んだわけでもぶつけたわけでもないのでなぜ痛いか分からない患者さんは多く来られます。
あくまでも当院に来られる方の特徴ですが、姿勢に問題があります。
結論から言うと「背中を丸めて座っている」状態です。
背中が丸々と肺などの呼吸器系がつぶされ、体に循環する酸素が不足してしまい体の流れが滞ってしまい最終的に脳が「痛い」と言う信号を送ってしまいます。
背中が丸々→内臓で横隔膜が圧迫→肺が圧迫→呼吸量が減る→痛み
「痛み」というのは体の何処に出るかは人それぞれになります。
黄熱病の研究をなさっていた野口英世さんが提唱している
全ての病気は酸素の欠乏症である。→詳しくこちらから
病気と書いていますが、「痛み」「ケガ」と言うものにも全て当てはまることになります。酸素摂取が日々の生活の中で考える事は少ないと思います。
しかし考えていない所で体は徐々に変化していきます。
対処方法
椅子に座る際はお尻で座るのでなく、両足のもも裏で座るようにする。基本的には椅子に対して深く座ってもも裏が座面にになります。
ただし、この座り方が良いからと言って何時間も座るようなことがあると体には負担になるので、細目に立ち上がったりした方がよろしいです。15分おきに立ちあがるのが良いでしょう。
患者さんによって「ソファーはどうすればよいですか?」この様な疑問もあると思います。
ソファーは基本的にはお勧めしません。特に腰が痛い人には、ソファーは座らない様にとお伝えします。
理由は、ソファーは基本的に体重で沈んでしまうと腰に直接負担がかかるので基本的にはお勧めしません。座るのであれば直角の食卓の椅子で足裏がしっかりと地面に着く高さが良いですね。
分からない場合は?
まずは、自分の1日の生活行動を見直してみて頂いて自分が体の調子が良かった時の行動と今の行動に差がないかチェックしてみて下さい。
後は、パートナーの方に聞いてみるのもいいかもしれませんね。
そこから何かヒントを得られるかもせれませんし、行動を変えるきっかけにもなると思います。
是非やってみて下さい。